自分の姿を選ぶということ

自分の姿を選ぶということ

2023年11月15日

こんにちは。

急に寒くなりましたよね;;

本日のブログで、

「クローゼット診断とは資産(=お手持ち服)を運用すること」

といったようなことを書いたワケですが

お金の資産とは違い、

身に着けることのできる資産でもあります。

さらに、ファッションの資産は

お金のように数字の大きさに価値があるのではなく、

その人の価値観や自己表現など、内面の価値を持っている

資産だと思います。

「ああいう服を着てるということは

ああいう雰囲気が好きなんだな」

人との待ち合わせの合い間に

何気なく「人間ウォッチング」をする時など、

赤の他人のことは比較的、「服装=外見」で

その人と成りを予測したりしませんか?

そのように判断されること自体は

良い、悪いという問題ではないですが、

服装というのは、案外、内面を現す外見である、

ということは否定できないかな、と思います。

自分で自分の着るものを選ぶ、ということは

自分で自分の姿を選ぶこと。

そして、それは自分で自分の生き方を

選ぶことにつながっていると思うのです。

お客様のお手持ち服を色々と拝見しながら

お話を伺っていると、

どの服にも、その服にまつわる購入時のエピソードや

思い入れのあるかたがほとんどです。

そのようなお話を沢山伺っていると、

クローゼットの中にあるのは、

単純に服という物理的なものではなく、

そのかたの内面や価値観が形になったものなのだと

思うのです。

だからこそ、

クローゼット診断では出来るだけ、

「まずはお手持ちのものを活かす」

ということに全力を注ぎたいです。

「そうしたら、片付かないままなのでは?」

と思われる方も多いかと思います。

ですが、

服というのは不思議なもので、

使われ始めると、何故かクローゼットの中で

スッキリとした形に収まってくるんですよ。

クローゼットがごちゃごちゃになる大半の要因は、

「出番のない服が多いこと」なのでは

ないかと思います。

クローゼット診断で

永らくデビュー待ちしているお洋服たちに

出番を与えていきましょう!